森野すずの気づきlog

人生の春の記録。

私が本を読む理由(+α)

なぜ本を読むの?

 

本を読むと安心するの。

 

なぜ安心するの?

 

読書とは著者との対話ではなく
自分の心との対話だから。
(本は対話に使う道具)

 

疲れた時、
自分のお家に帰ると安心するでしょ?

 

心もお家に帰ると安心するの。

 

心のお家は『ありのままの自分』だよ。

 

本を読まない人は
自分との対話の機会を失っていたりするから
ありのままの自分を知らなかったりする。

 

つまり心がお家に帰る方法が分からなくて
迷子になりやすいんだよ。

 

迷子になると不安になって
感情的になって『我を失う』んだよ。

 

自分を失うことが
人は本能的に一番怖いんだよ。

 

他人に愛されれば
自分を認識してもらえるし、
承認してもらえると思って偽の安心を覚える。

 

それで他人に依存することになったりするけれど

 

自分でありのままの自分の姿を認めてあげたら
承認欲求の度合いは薄れて
執着や嫉妬なんかの感情の暴走も無くなって

 

穏やかになって
心にできた波紋が無くなるから
水に映った自分の姿が
しっかり見えるようになるんだね。

 

そうすると心は自分の
『ありのまま』に帰れる。

 

心はやっと安心できるんだね。

 

だから私は本を読むんだよ。

 

ありのままの自分を見つめるのが怖い?

 

それは、誰かと比較するからだよ。

 

比較は苦しみしか生まない。

 

だって終わりがないもの。

 

すべては無常(常に移り変わる)だったね。

 

無常感じゃなくて、無常観だよ。

 

無常は感じるんじゃなくて、

観察するように、ただただ観る。

 

現象は現象でしかないのだから。

 

え?なんだか安心した?

もっと安心させてほしい?

 

それは私にはできないな。

 

え?冷たい?

 

だってあなたの心を救えるのは

あなたしかいないもの。

 

安心は外に求めてもないんだよ。

 

ほら、心のお家はどこだっけ?