森野すずの気づきlog

人生の春の記録。

私が心からほしかったもの、みっけ。

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あまり占いに興味のない私。

 

けれども

なぜか惹かれてしまうライターの石井ゆかりさん。

 

彼女が3年ごとに出版する『3年の星占い』は

いつもしっかり買ってしまうのです。

 

彼女の紡ぐ言葉には

私の琴線に触れるものがたくさんあり、

 

占い師というよりも、

エッセイストだと思わせられる文章が多くて

好ましいのです。

 

そんな彼女の『3年の星占い』を読んで

感じたことを綴ろうかな、とブログを開きました。

 

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なぜ3年かと言うと、石井ゆかりさん曰く

3年というのは

『ある程度時間がかかることが完成する期間』

だからだそう。

 

たしかに、私の人生って

3年ごとにステージがガラリと変わっていくなあ。

 

見えない強い意志の力で、

ぐわーっと移動させられる感じ。

 

その度に、

自分がまるで別人に生まれ変わったような、

そんな感覚が残る。

 

だから、3年ごとに自分が何を得られたのか

それを見直すのにこの本は私にぴったりなのだ。

 

そして今回の私にとっての3年のタイトルは

『手に入れた宝物の《つかいみち》』

 

まずはこの『宝物』が何なのかを

自分で知らないと始まらない、というわけですね。

 

知らぬうちに手のうちにあって、

あとは気づくだけなのか、

これから見つけるのか…はたして。

 

本書によると、

2021年〜2023年にかけては特に

『時間のかかる目標』を掲げるのに

ふさわしいタイミングとのこと。

 

それは時代の節目が関係するらしく、

 

産業革命に始まった

【資本の時代】

 

お金とモノの所有が人々の目標となった

【地の時代】

 

そしてこれから新たに始まったのが

知や関係性、情報、コミュニケーション、

テクノロジー、ネットワークなどが力を持つ

【風の時代】

 

風の時代には

新たな価値感を選び、生き方を選び、

新しい夢を描くことになる、と書いてあります。

 

新たな価値観かあ。なんだろう。

 

これがさっきタイトルにあった

『手に入れた宝物』なのかな?

 

私の感覚として、宝物というくらいだから

『ただ単純に自分のまだ見ぬものを物理的に見て、

    表面上だけの新しい価値観を手に入れる』

 

つまり

『流される人生』になってしまうのではなく、

 

なにか、『本質的にとても重要な価値観』

を見つけなくては、という気がする。

 

テクノロジーやネットワークを

当たり前のものとして使いこなして、

 

たくさんの情報を浴びながら

色んな人や人を嫌でも比較させられながら

欲望を無理矢理に刺激されながら

 

そんな時代を生きないとならない日常のなかで

『ほんとうにたいせつなもの』を

私は見つけていかないと、と強く思う。

 

風の時代に、風に吹き飛ばされないような

『揺るぎない何か』を。

 

自分の『根っこ』となるものを。

 

それを見つけたいと願って生きること、そのものが

『自分の命を大切に生きる』ということになるし、

 

それを見つけられた時に

この世をまっとうした〜って

自分が納得できるんじゃないかな。

そんな気がする。

 

 

石井ゆかりさんは本書で

 

これまでの人生経験で

身についてしまった、

歪んだ価値観や劣等感などが

 

意思決定の根本に

ずっと巣食っています。

 

と言っているけれど、まったくその通りだなと。

 

『自分で決めた』と思っていても

実は『選ばされていた』ことが多いのかも。

 

これってなんだかぞっとする。

 

『時間のかかる目標』を掲げるのに相応しい3年

 

それなら私は

歪んだ価値観や劣等感に左右されず

意思決定ができるように、

『揺るぎない何か』を見つける

そのための3年にしよう。

 

その揺るぎない何かが、私にとっての『宝物』

 

その宝物の《つかいみち》は…

まだよく分からないけれど、

 

今は『命を大切にする生き方』として使う。

そういうことにしておこう。

 

そんなことを考えた、2022年2月16日。