森野すずの気づきlog

人生の春の記録。

正しいか、正しくないか

 人は、自分が正しいと思っていることしか

言葉にしないし、主張しない。

 

なぜなら人は、自分の思っていることが

間違っているとわかっているなら、

それをわざわざ人に言うことはしないから。

 

あなたが正しいと思うことは何でしょうか?

 

あなたが正しくないと思う時は、

どんな時でしょうか?

 

『自分がそう思う』というだけなら、

それが正しいのか間違っているのかは

知ることができません。

 

でも『本当に正しいこと』なんて

どうしたら分かるのでしょうか?

 

自分が正しいと思っているだけでなくて、

本当に正しいことだということは

どうしたらわかるのでしょうか?

 

世の中のすべての人の主張は

どんなものも『自分だけのモノサシ』で

判断されているのではないでしょうか?

 

さまざまな自由な思考の持ち主たちが

それぞれのモノサシで比較検討したところで、

 

正しいとか間違っているとかの

『本当のところの真実』は分かるものなのでしょうか?

 

お互いにバラバラな計測値のモノサシで

お互いを計りあって、分かり合ったり、

ぶつかり合ったり、憎しみあっている状況を

あなたは不思議に感じないでしょうか?

 

それって、正しい判断の仕方なのでしょうか?

 

✎︎____________

 

さて…

『生きていることはつまらないことでしょうか?』

それとも

『生きていることは素晴らしいことでしょうか?』

 

けれどそう『思う』前に、『考え』なければ。

 

『生きているとは、そもそも

   どういうことなのでしょうか?』の謎を。

 

産まれて、いろいろ感じて、息をして、

自分の意思で体を動かして、

自分の無意識下で体が動いていて、

やがて死ぬという、とんでもない不思議を。

 

あなたがあなたなのは、なぜなのか?

 

なぜこの世界に存在しているのか?

 

という、とんでもない不思議を。

 

人生はつまらないか、素晴らしいか?

 

これに対する私の答えは、

この不思議な謎を追求してから

どちらが正しいのか、間違っているのか

判断することにしましょう。

 

『当たり前』のことを『当たり前』のものとして、

わからないものをわからないままにして、

『考える』ということをしないなら、

きちんとした判断はできないから。

 

誰にとっても共通している

『当たり前という謎』を解こうとすることこそが

『私が本当に生きるということ』