2022-03-04 この体を私だ、と思っているその自分ってなんだろう 人生の謎解きシリーズ 自分の名前を親から教えられた時 自分のことを名前じゃなくて 『私』とか『僕』とか『俺』と呼びなさい と躾られた時 その『名前』や『代名詞』が『自分』だという 揺るぎない思考を植え付けられるけれど、 私たちは物心つく前、 つまりオトナたちに色々教え込まれる前には ただ『自分は自分である』という感覚のなかで 生きてた。 『名前よりも先にあるもの』を感じて生きていた。 自然が作り出した物質や 人が作り出した物質とは全く違う存在として。 この世界に存在している自分と呼んでいるものは 本質的には、名前でも代名詞でもない。 自分というのは 『この体』のことでもなければ 『脳という器官』のことでもない。 細胞の働きがストップして体が死んだら、 私は『物理的には死ぬ』けれど この体が『もともとの自分』じゃなく、 『ただの器』に過ぎないとしたら 体が死んでも私は《死なない》。 私が、あなたが毎日やっているその自分とは、 本当は何でしょうか?